手術なので確実に成功するとは限らない


手術なので確実に成功するとは限らないブログ:09月04日


「背中を洗ってくれないか」
と、パパに言われた。
このパパというのは、実は家内のパパである。

ぼくは一瞬戸惑ったが、
「え?!あっ!はいっ」
と言いながらタオルを構え、パパの背中にあてがった。

初めてパパの背中というものに触れた。
なんか丸っこくて大きくて、何だかゴツゴツしている。

上手に洗ってあげようと思えば思うほどうまくいかない。
タオルがねじれてしまう…

今度はパパがぼくの背中を洗ってくれるらしい。
ぼくは静かにパパに背を向ける。

パパは、なんていうか、力加減を知らない。
すごく力強くて、体についている必要なものまで
洗い流されてしまいそうな感じ。

思わずぼくは、身をよじってしまった。
「すまん」パパは申し訳なさそうに、
「男の子の背中を洗うのは難しいな」と言った…

ぼくは物心のついたころから、
女手ひとつで育てられてきた。

我が家にパパがいないことを悲しがらなかったのは、
お母さんの育てかたが上手だったからだと思う。
溢れんばかりの愛を注いでくれたので、
ぼくはとても幸せだった。

とは言え
パパのことを思わなかった訳ではない。

ただ、そのときぼくがイメージするものは
どれも好感の持てないものばかりだった。

無口!ガンコ!厳しい!
正直、「パパは怖い」という印象しかなかった。

そんなぼくに父ができたのは、
ぼくが結婚をしたからだ。

家内のパパは、ぼくにとって不思議な存在だった。
格好なんてつけない。不器用だけどまっすぐ。褒められると照れ隠しする。
大きなお世話なことばかりする…

ぼくは、パパというものに対する印象が
まるっきり変わった。


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